最後まで諦めずに書類作成に向き合い、見事上智大学法学部法律学科 公募推薦入学試験に合格!
「これまで支えてくれた人に対する誠意が大事だと感じました。」
Aさん
上智大学法学部法律学科 推薦入学試験(公募制) 合格
合格おめでとうございます!今の気持ちを教えてください。
当日は手応えはあったものの、合格できていたかは五分五分の感覚で不安な気持ちが残っていました。ですので、合格の画面をみた瞬間はホッとしましたし、とても嬉しかったです。
上智大学法学部法律学科 公募推薦入学試験を志望したきっかけを教えてください。
世の中にはいろいろな立場・意見が溢れていて、そのため様々な対立が生じます。このような対立をどのように解決するかは、自分の中の大きなテーマでした。そのためには、「他者のために、他者とともに」を理念として掲げている上智大学で学びたいと考えました。上智大学であれば、相手を尊重しながら議論をし、知見を広げていけるのではないかと感じました。特に法律に興味をもったきっかけは、父が法律関係の仕事に就いていて、小さい頃から法学的な考え方に触れる機会が多かったからです。
なぜAO入試で受験しようと考えたのですか?
幼稚園からカトリック教育を受けていたため、上智大学のカトリック推薦を主眼におき、準備を進めていました。今回の公募推薦に挑戦したのは、上智大学に入るチャンスを少しでも多くするためです。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
高校2年次は、部活や委員会などで三役に就任するなど、校内行事に積極的に関わり人前に立つ機会はたくさんありました。充実した高校生活を送ることができたと思います。当時の担任の先生が「何事も全力で挑戦してみて」と言ってくれるパッションのある先生だったので、先生の言葉に後押しされ、とりあえずやってみよう精神でいろんなことに挑戦してみました。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
カトリック推薦の準備もしていたので、夏休みはインターネットや本から情報を集めて書類を作成し、洋々サポートで何度か見てもらいました。公募推薦に切り替えたときは、カトリック推薦の合格発表から出願まで1週間ほどしかなかったので時間はかなりタイトでした。ですが、洋々のメンターに支えてもらいながら、まだ考えがまとまっていない部分や論理が弱い部分を少しずつ補強して書類を作り直しました。メンターサポートは自分で気付けられない視点や考え方をたくさん教えていただき、ハッとさせられることが多くありました。
2次選考に向けてどのような準備をしましたか?
小論文に関しては、事前に過去問などを解いてきてサポート時間でフィードバックをもらうという流れで進めました。過去問を解くだけでなく、テーマに関連したニュース記事を読んだり、小論文の題材を集めた本を読んだりしていました。小論文はほとんど書いたことがなかったので初めは文章の構成の仕方もわかりませんでしたが、一から丁寧に教えていただきました。
面接については、模擬面接という形で練習を重ねました。模擬面接の様子を撮影して振り返ってみると、自分の声の大きさや姿勢、喋り方の癖などに気づくことができ、改善するきっかけとなりました。
本番当日はいかがでしたか?
本番は、午前中に小論文、午後に面接という流れでした。小論文は、問題文を開くと例年と少し傾向が変わっていて、読まなければならない参考資料がびっしり2枚分あったので少し焦りました。しかし、とりあえず書き切ることを意識して落ち着いて対応しました。洋々ではいろんな問題を出題してもらっていたので想定外のものにも対応できる力がついていたと思います。
面接は、順番が最後の方だったので3時間ほど待ちました。待ち時間では小論文の内容や提出した書類の内容を頭の中で整理して質問にスムーズに答えられるように練習していました。面接は、張り詰めている雰囲気はなく、先生方も穏やかだったのでリラックスして質問に答えられました。
入学後の抱負を教えてください。
中高12年間同じ学校に所属していたので、大学は新しい環境、新たな一歩としていろんなことに挑戦していきたいと考えています。上智大学は国際色豊かで様々な背景をもつ人と対話を大事にしながら、交流したいと思っています。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
洋々の講師は穏やかな方が多く、緊張せずにサポートを進められました。穏やかだけど指摘はとても鋭いので私にとってはとても勉強しやすい環境でした。すぐに答えを出すのではなく自分にじっくり考えさせてくれるところが印象に残っています。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
まずは、早め早めに準備に着手することが大事だと思いました。AO入試は何かと資料を提出し、細かい手続きを進めなければならないのできちんと処理することが必要です。
また、これまで支えてくださった人に対する誠意が大事だと感じました。推薦状をお願いする際は特に、先生方もお忙しいなか、一生徒である私たちのことを気にかけてくださっています。受験を無事に終えるためにはいろんな人の力を借りることになるので、誠意をもって人と接してほしいです。
ありがとうございました。Aさんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。